㉑脳がマンネリ化する理由

脳がマンネリ化する理由

 

記憶には好奇心や探究心などの刺激が必要であるのに、それでは何故人間は大人になるにつれ慣れが生じてしまい、マンネリ化してしまうのでしょうか。

 

脳がそのような設計になっているのには、それなりの理由があります。これは認知バイアスや思い込みにも関わることです。

 

それは例えば、目の前にコップや、ペンなど日常生活で当たり前のように使う、見慣れた物があるとします。それを見た時、「コップって面白いな、これは一体なんだろう。不思議だ」という風に眺めればシータ波がでます。子供のころにコップやペンを見た時は何度もひっくり返したり、新鮮な感覚で見ているのだと思います。

 

でも、いまは新鮮味はなく、当たり前の存在です。もし毎回深く感動していたら、日常生活に差し支えてしまいます。ペンはペンとして、コップはコップとして瞬時に脳の中で処理して済ませ、そもそもペンとは何か?コップとは何か?を深刻に考えてしまってはまずいわけです。

 

このように初めて見た時には興味を示して「何だろう」と探索するけれども、それを一回済ませてしまったら、あとは当たり前のこととして、次に別の物事に専念するというステップが大切になるのです。脳は処理を迅速にして、事務的な効率を高めるために、「慣れ」というメカニズムを用意しているのです。それがマンネリ化ということなのです。

 

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