⑲自分らしく生きる

自分らしく生きるために

 

自己啓発におけるテーマは、自分で選択して、自分で人生を創造できることに気がつきましょうというのが多いです。

 

「7つの習慣」では主体性を発揮することが最初のテーマですが、それを「私たちの行動は周りの状況からではなく、私たち自身の選択によって決まるのだ。」と説明しています。そして「問題は自分の外にあると考えるならば、それこそが問題である。」と述べています。まさに自分で選択していることを自覚せよというメッセージになります。

 

潜在意識に成功イメージをしっかり植えつければ、あとは身体が自動的に動いて成功を引き寄せる、といった成功法則的な考えた方も、これに近いかもしれません。すなわち、認知バイアスの中に成功イメージがしっかり入っていれば、システム1が無意識のうちにほとんどの行動をその成功イメージに沿う形でやってくれるので、自然と成功が導かれるという原理です。この場合はしかも、へたにシステム2を使って理屈で考えてしまうと、かえって誤ってしまうので、すべて潜在意識(システム1)に任せた方が良いということまで言われています。

 

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という考え方も同様ですし、いわゆる引き寄せの法則的な考え方全般につながるのだと思います。

 

いずれにせよ、すべての瞬間は自分の選択だと認識することが大事だということです。たとえば今の仕事を続けているのも我々の選択ですし、何か新しいことを始めないのも、我々の選択だということを改めて認識するところから始めることです。そしてそれを認識するということは、何でもかんでも無意識のうちにシステム1に任せるのではなく、意識してシステム2をうまく使いこなすということに他なりません。

 

無意識にシステム1に任せていると、様々な認知バイアスが気がつかないうちに働いてきます。知らず知らずのうちに、人を見かけで判断していたり、欲しくないものを買ってしまっていたり、自分に対するネガティブなイメージを自分に植えつけて、自分は何もできないと思い込んでしまったりするわけです