⑧無意識的行動の形成

・外部刺激と内部刺激

  

人間に入ってくる刺激としては外部刺激内部刺激の2種類があります。外部刺激とは外部からの刺激を人間が五感で感じ取るものです。内部刺激は自分の内側からの刺激で想像やイメージなどです。

 

目覚まし時計で目が覚めたとしたら、最初の刺激は目覚まし時計の音を聴覚で感じ取るという外部刺激から始まります。その音が脳に達して、その音に身体が反応することを情動と呼びます。目覚まし時計の音を聞いたら起きる情動は何でしょうか。少しびっくりしてドキドキするかもしれないですね。

 

      刺激 → 情動 → 感情

 

情動とは刺激を感じた時の身体の反応を指します。そして感情は情動を知覚した時の感じを指します。すなわち、時計の音を聞いてそれに身体が反応して少し鼓動が早くなったり、呼吸が荒くなったりするのが情動で、それを人間が自覚するのが感情です。

 

この感情からの人間の反応は二つのパターンに分類されるというのが、ノーベル経済学賞も受賞したダニエル・カーネマンが提唱した考え方です。すなわちシステム1と呼ばれる感情的に瞬間的に反応するパターンと、システム2と呼ばれる感情の次に思考してから反応するパターンです。

 

               → システム1 無意識的 感情的 

 刺激 → 情動 → 感情

               → システム2 意識的 理性的

 

この場合のシステム1は、何も考えずに瞬間的に時計を止めて、不快さを感じただけですぐにまた寝てしまうパターンです。

 

システム2は、眠いけどすぐ起きないと会社に遅刻してしまうのでどうしようかなと思案してから、あと5分寝てしまおうと決断して、もう一度ふとんをかぶってしまうパターンです。 

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