④ポジティブな感情について―誇り、愛情

他にもポジティブ感情の種類を見てみましょう。

 

・誇り


研究者によって分類されているものが「誇り」です。「誇り」は、自分がポジティブなことを成し遂げた時に、自分自身に対して抱く感情です。特にその出来事を成し遂げるのに、それなりの努力や忍耐が必要だった時に生じます。

それを成し遂げた自分に誇りを感じることで、また将来、その同じ分野で努力して、ポジティブなことを成し遂げようという前向きな気持ちにさせる効果があります。

ある意味自分への感謝だということも言えます。自分に感謝を示すことで、自分が再度ポジティブなことを成し遂げようという気持ちになるように仕向け、ポジティブを拡大させていくわけです。

さてポジティブ感情の最後に、全てのポジティブ感情を包含し、それらの上位に位置する感情だと言われている「愛情」です。

 

・愛情


「愛情」というのはもちろん、狭義の意味での男女の愛情だけを指すわけで貼りませんが、わかりやすくするために、あなたが恋愛をしている時の状況を思い起こしてみてください。

「愛情」を感じている対象に対しては、「喜び」「感謝」「興味」「誇り」「希望」「安らぎ」など、あらゆる種類のポジティブ感情を感じているはずです。

それだけ「愛情」というのはポジティブ感情の王様なのです。

親子の愛情、ペットへの愛情、好きな音楽への愛情、ひいきのスポーツチームへの愛情、国への愛情など、愛情の対象は様々ですが、いずれの場合でも、自分をポジティブな気持ちにしてくれる「愛情」の対象を大事にして、じっくり育て、結果としてポジティブを長続きさせるための究極の感情だと言えるのではないでしょうか。

「喜び」という感情が、自分をポジティブにしてくれる対象にマークをしておいて、覚えておくための感情だとしたら、「愛情」は、その中でも飛び切りに重要な対象に二重丸をマークして、特別に大切に育てるための感情だと言えます。

コメントをお書きください

コメント: 1