③ポジティブな感情についてー感謝、興味、希望

・感謝

 

感謝とはどのようなものでしょうか。

感謝は、自分にポジティブな出来事をもたしてくれた原因が自分以外にあると感じる場合で、それをもたらしてくれた対象に対して抱く感情です。

その対象は人であるとは限らず、場所であったり、できごとそのものでもあり得ます。

感謝の気持ちは心を広くし、何かお返しをしたいという気持ちにさせます。そしてその相手を大事にすることで、また再びその対象がポジティブなことをもたらしてくれる可能性を高めることになります。

感謝の対象が人であれば、感謝された側もポジティブな気持ちになり、再度ポジティブなことをやってあげようという気持ちが高まります。これは典型的なポジティビティに関するwin-winの関係なわけです。

感謝は、自分にポジティブをもたらしてくれる相手を大事にすることで、ポジティブなことを拡大する感情だということになります。

 

・興味

興味はどうでしょうか。興味は、自分をポジティブにしてくれる新しい対象が見つかりそうな予感がした時に発せられる感情です。そのため、それをもっと探索してみて、研究してみる気を起こさせるわけです。

新しい人、新しい本、新しい仕事、新しい学問に興味を抱くわけですが、探索してみて、実際にもそれが予想通り、我々をポジティブにしてくれる対象であったことが判明したら、喜びというマーキングをして、覚えておくわけです。

このように喜びの感情を使って、自分をポジティブにするものを覚えておくことができ、同じものをまた探しに行くことができるわけですが、興味の感情は、すでに覚えたものではなく、全く新しいポジティブ対象を見つけるのに役立つわけです。

興味という感情があることで、我々のポジティブの対象が拡大していくわけです。

 

・希望


希望という感情はどうでしょうか。希望は、まだポジティブなことが起きていなかったり、あるいはネガティブなことが起きてしまった場合にでも、将来にはポジティブなことが起きるということを、前向きに予測させてくれる感情です。

希望があるおかげで、たとえ今現在がポジティブでなくても、我々は将来のポジティブなことをあきらめることなく、ポジティブの探索にいそしめることになります。

希望があるおかげで、我々はポジティブを探求し続けるわけです。